2006-09-18
F田先生が、昔の仕事に関して、新たな解釈を発表されていた。その問題は、まだまだ未解決なことが多く、国際L晶会議では、まだ関連する発表が行われているけれども、L晶討論会では、もはやあんまり関連する発表は行われていない印象がある。
科学というのは、知識が確立して進んでいくような印象もあるけれども、現実の立場にいると、知識が確立して進んでいくと言うよりは、手詰まりになって、他の流行がはじまって、他の分野に移っていく(で、その分野でそれなりに新しい知見が得られる)ことの方が多いような印象がある。
で、その中でF田先生の発表は、個人的にツボにはまっていた。思わず、「そうですよね、まだまだ分からないことあるし、やるべきことありますよね」と思っていたのだけれど、ただ、流行が終わった物質群を入手するのは困難であり、頭の痛い所なのである。
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